
交通事故後、保険会社から早い段階で示談の話が出ることがあります。しかし、示談を急ぐことは大きなリスクを伴います。
示談とは、事故に関する補償内容を確定し、解決する手続きです。一度示談が成立すると、その後に症状が悪化したり、新たな不調が出たりしても、追加の補償を求めることは原則できなくなります。
交通事故による症状は、時間が経ってから現れることも多く、治療を続けて初めて体の状態が分かるケースも少なくありません。そのため、治療が終わり、症状が安定する前に示談を進めるのは危険です。
また、治療期間が短くなることで、本来受け取れるはずの補償が減ってしまう可能性もあります。示談は「早く終わらせること」よりも「納得して終えること」が重要です。
示談を進める際は、現在の体の状態や今後の見通しを十分に確認し、焦らず慎重に判断することが大切です。